水曜日−a.m.12:10/非情のインド洋

(筆者注)
※台詞の引用部分は斜体字で表記しています。
※台詞の前には、場面から判断してその発言の主であろうと思われる人物の名前を記しています。
※表記は原則として可能な限り作品内で用いられた通りのものを用いています。
※時々改行の位置等が不自然な場合があるのは上記の理由によるものです。
※解説文における一部の強調体の使用に関しては、どうか目を瞑ってください。
※その他、訂正・指摘・フォロー・褒美・地獄のリゾートなどありましたら掲示板かメールにてご連絡下さい。

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潜水艦の艦長(? 情報求む)

「追っ手だッ!洗濯物をたたんどけ!」
「撃て撃てッ!なンでもいいから撃て」

(STAGE4/恐らくは巨大戦艦に追撃を受けている際に、半ば当然のように、半ば焦るように)

※…あンた誰(以下反復的省略)
小文字の「ッ」を語気を強めて用いるところやわざわざ
「ン」と片仮名表記するところに
どことなく
小池一夫作品チック、或いはSFC「タクティクスオウガ」(クエスト)における
屍術士ニバスっぽさを感じずにはいられませんが、この際両者との関係は取り沙汰しないことにして、
彼らと麒麟がどういう関係なのかを作者たる企画者さんに問い質したく思うばかりです。

…あと追っ手より何よりまず
洗濯物を大切にせんとする姿勢も。

 

スレイヴァー

「これ人間、そこで何をしておる」
「捨てられたのか?」
「殺したいのだな?」
「ぞんぶんに命を奪うがよい。
余は滅びを望んでおる」

(STAGE4/海上に揺蕩うホバーマシンから、その「身体」の上に登った際に、「狄」の本能を誘うように)

※力強く手に握られた「剣」
「破滅」を欲し、荒波の中から麒麟を引き上げる「神」。
それは麒麟を殺人兵器として「飼い馴らす」ための所業か。

 

狄のティアノン

「麒麟 おまえは美しい
わたしを燃え上がらせるからだ」

(STAGE4/先のSTAGE3におけるルート選択によって、ここでティアノンと戦うことを定められた際に)

美しき殺人者に相応しい、華麗なる言い回し。

ちなみにこの面のボス戦は「スレイヴァーの剣から麒麟が離れ、別の床に辿り着いた瞬間」に始まるので、
場合によってはティアノンがマントを投げ捨てる姿が見られないことがあります。
そこで、剣から離れる時に麒麟を撥ね上げるクリスタルの上に乗るようにすると、
クリスタルに乗っている間はいつまでたってもボス戦が始まらず、いい位置に着地できるはずです。
この反動ジャンプで、ダメージを受けて分身が少ない場合は分身アイテムの、ライフが少ない場合には
回復アイテムがある位置に飛ぶようにすると、足場の狭いここのボス戦も少しは楽になると思います。

 

狄のカノンス

「兄弟子と戦うのか? よかろう
私たちに似合いの血の道だ」

(STAGE4/先のSTAGE3におけるルート選択によって、ここでカノンスと戦うことを定められた際に)

※…じゃあ他の二人は兄弟子じゃないのかと言われると詳細は不明なのですが、
「狄」という存在について改めて考察することのできる数少ない箇所です。

 

狄のウィルフ

「狄は4人。いま残ったのは3人。
きさまが死んで2人になる。
いずれ俺がひとり残り、最強兵器の
名を手に入れる」

(STAGE4/先のSTAGE3におけるルート選択によって、ここでウィルフと戦うことを定められた際に)

※本作には珍しく長い台詞ですが、基本的には最後の段落だけで内容の全てが把握できます。
ただ「狄は元々4人」「(前の面で)1人が死んだ」ということを
明確に語っているのは
この場面の彼だけなので、ある意味貴重と言えば貴重です。

 

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