基礎工事1(根きり&鉄筋組み)


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 6/9より基礎工事開始の予定だったのですが、当日は大雨。現場を見に行くとビニールシートを掛けられた鉄筋だけがさびしそうに置かれていました。翌6/10はどうにか根きり作業(基礎の部分の地面を掘り込むことをこう呼ぶらしいです。)だけはできたようですが、前日の雨でかなり水はけの悪い部分も目立っていました。これが恐怖の梅雨の始まりでした。

    

 その後、関東地方が本格的に梅雨入りし、連日の雨天で工事は5日間ほど完全にストップしてしまったのです。
 6/15になって、ようやく天気が回復し、6/16から工事が再開されました。根きりした部分に砕石がひかれ、杭部分についてはさらに深く掘り込まれて四角い枠(白い枠)が取り付けられてやはり砕石が入れられました。

    

 さらに、6/16の午後から6/17にかけて、砕石の上にベース筋と補助筋が組まれていきました。白い輪っかは、鉄筋を浮かせて必要なコンクリート厚を確保するための冶具です。
基礎の構造については、まこさんのページで、白い輪っかについてはぴょんさんのページで詳しく解説されていますので、是非ご覧下さい。なお、ところどころに見える金属製の冶具は立ち上がり部の型枠を保持・固定するための台です。白い輪っかと四角い白枠は物珍しかったようで、ご近所の方たちから、「あの白いの何?」、「変わった基礎だね〜。」などと聞かれて、説明が大忙しでした。(^^;
    

 6/17の午後から再び天候がくずれ、天気予報では週明け後も雨が残るような予報が出ていました。そして、どうやら、敷地の西端のあたりが粘土質で水はけが悪いようで、一連の雨で一部が水たまり状になっていました。このまま、コンクリート打設まで水が引かなかったらどうなるのだろうと心配になり、建築関係に詳しい知人に聞いてみたところ、
1.水たまりがあってもコンクリートは固まるが、生コンリートの水分量は決められているので、水たまりがあると強度に影響がある。
2.したがって、砕石面がカラカラに乾く必要は無いが、水が引いた状態でコンクリート打設を行う必要がある。
とのことでした。そこで、現場監督のHさんに問い合わせたところ、「コンクリート打設前検査で水が引いたことを確認してから、コンクリート打ちを行います。」との知人の見解と同様のご回答を頂き、ほっとしました。(^。^)
 そして、週明けの月曜日以降は天気予報が完全に外れ、とても良い天気になりました。工事も、鉄筋組み・型枠設置と順調に進み、気にしていた水たまりもほぼ水が引いてきました。工務店のHKさんも「天気予報が外れて助かりました。」とうれしそうにおっしゃっていました。
    

 型枠も中に入る配筋もとてもごついもので、ヘーベルハウスさんが基礎を自慢するだけのことはあるなぁ。。という感じです。
  

 その後、6/20に現場監督Hさんによるコンクリート打設前検査が行われ、無事、合格となり、翌日からコンクリート打設へ作業が進むこととなったのでした。