台風襲来と躯体完成


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 7月7日の午後から大型台風3号が接近し、雨が降り始めました。夜から朝方にかけて急激に風雨が強まり、まさに嵐という感じでした。7月8日の土曜日の朝になって、峠は越した感じだったのですが、9時位になって、事件は起こりました。

 今住んでいる築三十数年の社宅の二階天井から、ボタボタボタっと水がこぼれてきたのです。ちょうどそのとき二階にいたゆうくんパパはびっくりして天井を見てみました。すると、どうやら屋根裏にどこからか水が浸入してたまり、裏板がこれに耐え切れなくなって、その水が垂れはじめたようです。よ、ようするに雨漏りです。あと3ヶ月もすれば新しい家に引っ越せるというのになんてことでしょう!は、早く新しい家に移りた〜い。。。

 その後、雨があがるとともに雨漏りも止まり、さて、建築中のおうちの方は大丈夫かと見に行って見ました。

 鉄骨などの構造躯体はほとんど完成していたので、建物自体はびくともしていませんでしたが、まだ屋根も無く、防水塗装もしていないため、ヘーベル板はびしょ濡れでした。写真でも、ヘーベル板がたっぷり水を吸い込んでいるのが分かります。

 そして中へ入ってみると、ヘーベル板のないユニットバス部分と床下収納部分の基礎内部に雨水が十数センチの深さでたまり、まるでプールのようになっていました。床にヘーベル板が入っている部分も、まだ目地埋めをしていないので、おそらく同様にプール化していると予想されました。これにはさすがにあせりました。「今日は土曜日で現場監督のHさんは休みだし、一体どうなっちゃうのだろう?この水って自然にぬけるのかなぁ?」と家族で心配していると、夕方になって、Hさんから電話が入りました。その内容を要約すると、

  • 本日、現場を確認したところ、降り込んだ雨のため、基礎部分に多量の水がたまっていた。

  • このままでは、水が抜けないので、水中ポンプでくみ出しを行う。

  • その後、しばらく自然乾燥させてから防湿シートを止めなおす。

  • 屋根防水が完了してから、床下の乾燥状態を確認して、1階床のモルタル詰めを行う。

とのことでした。どうやら、Hさんは休日返上で各現場の台風後の状況を確認してまわられていたようです。おかげさまで、安心して日曜日を過ごすことができました。ほんとうにありがとうございました。

 下の写真は、台風直後と処置後の床下の状況です。

  

そして、7/11に鉄骨等の躯体検査に合格し、ほぼ躯体が完成となりました。

  

7/11にはもうすっかりヘーベル板も乾いていました。(ALC実証試験のとおりですね。)

そして、この日、とうとう、建物全体にネットが掛けられ、しばらく、外観を見ることができなくなったのでした。