茶道を楽しむ 表千家不白流 清風会師範 石原宗牛
水は天からもらい水
五木の子守唄にもある「水は天からもらい水」とは、どんな意味かあらためて思い起こして頂きましょう。水はどんどん天から降って、あまりある程あるものさ、と私は解釈していましたが大きな間違いでした。
「水は天からもらわなければならず、それも天の気ままなもので地上界の都合でもらえるものではない」というのが意味するところと知りました。(富山和子著 水と緑と土 中公新書)
にもかかわらず、都市は、やっともらった水を迷惑なゴミとばかりに、コンクリート排水路とコンクリート河川で一瞬に海へと追いやっています。
更には、追いやれず、我々は随所に洪水を引き起こさせています。
D 美味しい水