茶道を楽しむ    表千家不白流 清風会師範 石原宗牛

目  次

  A ようこそ    B 抹茶を頂こう C 動機不純な入門 D 美味しい水 E 茶道徒然草

 

鎮守の杜

 『鎮守の杜』は国際植生学会で評価されて久しく、「チンジュノモリ」は世界共通の学会用語となっています。里山の雑木林とか植樹された林業としての杉林は、農業同様に日々人手を介して手入れする必要がある森です。しかしながら「チンジュノモリ」は一切人手を加える必要がない自立の森なのです。


 これを発見した宮脇昭 国際生態学センター所長は、混植・密植(多様な樹種を約40センチ間隔で2年生樹木苗を植える)と云う方法によるチンジュノモリ造りで世界を指導しています。


 自然界では、200年から300年かかると云われている森の成熟は、 この方法で植樹すると、約25年で樹高20〜30mの森になるのです。

(2010/6/11 宗牛)
 


D 美味しい水

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里山と鎮守の杜の違いを学びました。
混植・密植の植樹方法、広葉樹の地盤強化力には、刮目です。


「鎮守の杜」
宮脇 昭 著
新潮文庫