Cherubの「つれづれ寸評」



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7月7日

 今日は二十四節気の一つ、小暑である。いよいよ本格的な暑さが始まるということだ。
 それにしても、梅雨明けが待ち遠しい。蒸し暑さが汗かきの身にはひどく辛い。

◆大量の汗が出るのですぐのどが渇く。ついついお茶などを飲んで水分の補給をするのだけれども、これには注意しなければいけない。水分だけを大量に補給すると、体内の塩分濃度が急激に下がってしまい、体は塩分濃度を元通りに保とうとして、飲んだだけの水分を排出するので、のどが渇き、また飲むことになる。

◆というわけで、水分補給としては、体液と同じ塩分濃度のスポーツドリンクなどで水分を補給することがいいのだ。小さいころ、暑い職場で働いている人が塩を舐めながら、仕事に勤しんでいたのを思い出す。これには訳があったんだな。

◆体温調節の機能が低下している人は、炎天下だけでなく、室内でも熱中症になるから気を付けなければならない。熱中症は気温、湿度、風速、輻射熱(直射日光など)が関係して発症する。 暑いところで無理に運動することは絶対にやめよう。


熱中症とは


7月23日

 昨日、国内で46年ぶりの皆既日食に日本中が湧いた。トカラ列島悪石島(あくせきじま)は無情の土砂降りであったが、真昼の暗闇を体感できたようだ。

◆テレビ中継でみた硫黄島からの皆既日食はみごとで、コロナ(王冠)は素晴らしかった。 富山では74%が欠ける部分日食を、雲の切れ間から見ることができたけれども、空が薄暗くなったわけでもなく白昼のままで、普段と変わりなかった。

◆2035年9月2日には富山で皆既日食が見れるが、26年先のことであり、90歳まで元気に生きていなければ見ることはできない。荘厳な体感をしたいものだ。 これを叶えるために連れ合いとともに一緒に長生きしたい。

◆四分の一程度の光であっても、辺りは普段とほとんど変わらないことに、太陽の偉大さ、凄さに改めて驚きながら、地球に生を受けているものすべてが太陽によって生かされていることを深く感じ取った。 太陽に感謝し、生きとし生きるものすべてが平和裏に生きていけないものであろうかと考えた。

◆権威や権力、争い、妬み等々何と虚しいことか。他の命をいただいて生きるものにそれは無理なことであろうが・・・。無常な世である。 だが、「足るを知る」の心で、平和な世にすることもできるのではないか、と思う。


2009年7月22日の日食(出所:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

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