Cherubの「つれづれ寸評」



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8月17日

 いつもならうるさいほどのアブラゼミの鳴き声が今年は静だ。昼下がりの暑さを増幅するような響きがあるあの鳴き声が例年とはやや様子が違うように思われる。冷夏の影響だろうか。

◆田舎町に暮らしていてもセミの鳴き声で夏らしさを感じ、その鳴き声の変化で夏の終わりを知ってきた。このままでは昔ながらの夏を体感せずに終わりそうで、寂しい限りである。

◆墓参りで訪れた田舎でも「ジリジリジリ…」の大きな鳴き声は聞かれなかった。聞くところによると、今年はゴロゼミが多いという。晴天の日が少なくて、鳴けぬまま終わるセミがいるのは哀れだ。 ツクツクボウシの鳴き声で夏の終わりを感じたいと思う。



 

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