◆初冬を彩るイルミネーションを見ていると、紅葉とはまた違った趣があり、暗闇の中で白、赤、青、緑に輝く美しさは素晴らしい眺めである。
◆この頃までに喪中のはがきが届く。手にするたびにもの寂しい気分になる。人が生まれて死ぬのはこの世の常だが、しみじみと生の移ろいを感じる。
◆この季節は、インフルエンザーウイルスとの闘いのときでもある。
それにしても、今年は季節性に新型と二つのウイルスが混在する不安の中で、年の瀬を迎えることになりそう。罹患しないよう気をつけよう。
新型インフルエンザに関するQ&A
「新型インフルエンザ」 特集 -時事ドットコム-
◆週末の寒波で県内は一面の雪景色となり、一転の真冬の到来に身震いした。18日は13センチの積雪を観測し、今冬一番の大雪となった。正午現在の最低気温は0・4度(平年1・8度)で今冬最低を記録した。冷気が肌を刺して痛く感じる。マフラーと手袋は欠かせない。
◆暖冬を思わせる師走だったが、この雪でオープン間近のスキー場は胸をなで下ろしていることであろう。しかしながら、暮らしの面からいえば、雪に耐えなければならない厳しさ、不便さがあり、経済的な負担も大きい。雪の恐ろしさを知らない人々を羨ましく思う。春よ来い。早く来い。雪の明暗にちょっと複雑な心境だ。
◆行く水のゆくにまかせて冬至かな 鳳朗
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