Cherubの「つれづれ寸評」



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1月3日

 新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 元日は一年の最初の日。新年を迎えめでたさもひとしおだ。年が改まる。それだけで心が新たになる。

◆年の改まりを祝って、我が家の神棚に新しい榊神と酒を捧げ、家内安全を祈り、そして日々をしっかり生き抜くことを誓った。
 新年の挨拶の後、屠蘇を酌み、雑煮とお節料理を頂いた。新年の門出を家族皆で祝うことのできる幸せに感謝したい。

◆いつしか元旦のしきたりも薄らぎ、着る物は普段着のままである。新年を迎えたという晴れがましい雰囲気はない。
不況でそれどころでないのか、正月飾りをした家も少なく、晴れ着の女性を見掛けない。正月はもうハレの日ではなくなったようだ。

◆今年は、邪気を払う霊力豊かなトラ年である。どんな状況の中で正月を送った人にも、心新たに気分をリセットして、どうか平穏無事であって欲しいと願う。


◆元日は田ごとの日こそこいしけれ 芭蕉



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1月20日

 今日から二十四節気の大寒で節分の2月3日までだ。この頃が一年で一番寒さが厳しくなる冬本番だが、これからは日一日と日が長くなるとともに暖かくなる。  

◆このところ最低気温は3度前後で推移しており、暖冬のようではあるが、いつシベリアから寒気流が降りてくるかわからない。一旦、雪が降るとあっという間に30から70センチも積もるから雪は怖ろしい。  3月の声を聞くまでは気が抜けない。

◆用のなき雪のただ降る余寒かな 井上井月  

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