Cherubの「つれづれ寸評」



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1月20日

 暦によると、きょうは一年で最も寒いとされる「大寒」だ。そのとおりに雪が舞い肌を刺すように寒い。記録的な大雪に見舞われているところもある。 強い寒気が大雪をもたらしているのだが、日本海の海面水温が高いことも一因らしい。暖かい春風が吹く春の訪れが待ち遠しい。

◆リーマン・ショック後の深刻な不況から脱して、企業の業績は大企業を中心に回復しつつあるものの、デフレ脱却の糸口がつかめない中で、政府はバラマキ政策の見直しを抜きに、消費税アップの検討を目指そうとしている。全く以て許しがたいことだ。これでは日々の生活に春は来ない。

◆今春卒業予定の大学の新卒採用状況は大変厳しい状況にあり、就職内定率は昨年12月1日現在で過去最低の68.8%という。そこで、少々乱暴な発想ではあるけれども、大学を卒業した若者は幸いにも高等教育を受けたのだから、東南アジア諸国や南米諸国に集団就職したらいい、と思う。国内で働く場がないのなら、国外に目を向け、必要とされるところで働けばいいのだ。国内にしがみ付いていては明日はない。

◆政府は卒業後3年間は新卒扱いで、採用する企業には100万円の補助金を出す考えを示しているようだが、国外へ就職しようとする若者に旅費の一定割合を助成する方が生きた金の使い方であろう。若者が海外へ羽ばたけば日本の文化も世界中に広まることにもなる。

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