Cherubの「つれづれ寸評」



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2月18日

 民主党の鳩山前総理が沖縄の米軍普天間飛行場移設の問題で、県外移設を断念した理由として在日米軍の「抑止力」を挙げたことを「方便と言われれば方便だった」と言った。全く開いた口がふさがらない。 県外移設断念の理屈付けに、ただ単に「抑止力」という言葉を方便に使われたのだ。 このような政治家が昨年6月まで首相を務めていたかと思うと背筋が寒くなる思いだ。 そういえば、総理を辞めたら政界引退という話も「方便」であった。

◆在日米軍が日本の安全に果たしている役割について、国民一人ひとりがもっと理解しなければならない。 また、沖縄の米軍基地は「太平洋の要石」でもあることを考えなければならない。 そして、大きな犠牲を強いている沖縄に住む人びとにこのことを説明し、理解してもらうよう努力を尽くす必要がある。

◆「方便」とは、「嘘(うそ)も方便」などと、目的に対して利用される便宜的な手段、過渡的な方法をいう。 目的を達成するために都合のいい方法を言い表すのに使われていることばである。

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