Cherubの「つれづれ寸評」



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8月15日

◆東日本大震災後初めての盆を迎えた。 いつにもまして家族の絆を確かめたくなる。 被災した人の中には墓参もできない方もおられよう。 痛ましい限りだ。

◆放射能汚染で東日本の大半を失った。 放射能に汚染された地から逃れなければならない。 なのに大半の人たちが放射のを浴びながら生活している。 国は妊婦や子どもたちを一人残らず疎開させるべきだ。

◆津波は自然災害だが、放射能汚染は人災である。 なのに未だに司法による原因究明と責任追及の動きはなく、補償に関しても仮払いがされたけれども十分な説明がないまま、被災した人々の健康状態がどうなっているのかも明らかにされていない。

◆暫定基準値という訳の分からない物差しで、汚染されているものでも汚染されていないかのように大丈夫だ、安全だとしている。 そして、そのような対応に不安がる、疑問を持つことに対して、風評被害だとかわす。 ある検査で放射性物質「出ず」の結果から「安全だと思われる」としているだけだ。 これでは消費者の理解は得られまい。

◆放射能汚染地域で生産・捕魚された牛肉、野菜、果物、魚や海産物・・・たくさん出回っている。 毎日3度の食事で口にするものである。 どこまで本当に安全なのか。 自己責任で食べてくださいということだろうが、余りにも情報が少ない。 汚染されたものを食べることによって、今直ちにではないが、内部被爆で10〜30年後に健康が害われるのだ。 それにしても、放射能に振り回される日々が悔しい。

 亡き人に 思いを寄せて 墓参り

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